がん情報提供支援事業
患者本位の「がん治験情報サイト」
がんに関する情報については、がん対策基本法第18条に基づき「国及び地方公共団体は、がん医療に関する情報の収集及び提供を行う体制を整備するために必要な措置を講ずる。」とされており、国立がん研究センターがん対策情報センターがその一翼を担っている。
一方、その他各医療機関・学会・患者会・企業等からも多様ながん情報の提供が行なわれているが、残念ながらその中には科学的根拠に乏しく信頼性に欠けるものも少なからず存在している。
このような実態の中で、適切ながん情報の提供は喫緊の課題であると判断し、関係機関(厚生労働省、学会、製薬企業等)のご理解・ご協力を得て、社会のニーズに応える新たな患者本位の「がん治験情報サイト」を令和3年10月1日に開設。
がん情報提供支援事業研究助成
がんに関する治験・臨床試験情報及び薬物療法プロトコール等の提供における諸問題の解決に向けて研究及び個別目標に直接寄与するための研究に対し、研究助成金を贈呈。
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年度 | 氏名 | 所属機関 | 研究課題 |
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2020 (R2) |
柴田 大朗 | 国立がん研究センター | がんに関する治験・臨床試験の適正な情報提供の範囲及び問題点 |
後藤 悌 | 特定非営利活動法人キャンサーネットジャパン | 患者が求める治験・臨床試験情報を把握するためのアンケート研究 |